家出と非行の統計

令和３年、警察庁の発表によると、行方不明者数は、9歳以下が1,010人、10歳代が13,577人となっています。9歳以下と10歳代の行方不明者数は、前年より672人増加しました。

また、警察が補導した不良行為少年は、令和３（2021）年には308,563人となっており、深夜はいかいと喫煙や飲酒などが大部分となっています。これらの行為は、各種の犯罪や各種のハープや大麻など薬物乱用にもつながり易く対策が求められています。

刑法犯少年の検挙人員は、平成16年以降18年連続で減少しており、令和３年中は１万4, 818人と、平成24年の４分の１以下にまで減少しました。また、触法少年（刑法）は、平成22年以降11年連続で減少していたが、令和３年中は5, 581人と、前年より495人（9. 7％）増加しました。
特別法犯少年は、令和元年から緩やかな増加傾向にあったが、令和３年中は4, 940人と前年より減少しました。また、触法少年（特別法）は平成25年から８年連続で減少していたが、令和３年中は628人と、前年より59人（10. 4％）増加しました。

覚醒剤事犯，大麻事犯で検挙した犯罪少年は、令和3（2021）年にはそれぞれ、115人、994人となっています。前年より、覚醒剤事犯は19人、大麻事犯は107人増加しました。